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シニア求人企業の調査

シニア向け求人の雇用形態、上場企業は正社員が57%と突出、非上場企業はパートが多い傾向

シニア向け求人の雇用形態、上場企業は正社員が57%と突出、非上場企業はパートが多い傾向

研究レポート

2026年9月25日
株式会社 シニアジョブ

 

 

シニア向け求人の雇用形態、上場企業は正社員が57%と突出、非上場企業はパートが多い傾向

シニア専門求人サイト「シニアジョブ」掲載求人調査結果

 

 

株式会社シニアジョブ(本社:東京都新宿区/代表取締役 中島康恵)が運営するシニア専門求人サイト「シニアジョブ」に掲載された2026年9月17日時点の上場企業の求人1072件、非上場企業の求人31907件、すべての求人73006件の比較調査を実施しました。以下、調査結果を報告いたします。

 

 

■調査結果サマリー

 

・上場企業求人の雇用形態は正社員が57%と突出するが、非上場企業ではパート・アルバイトが43.3%ともっとも多い

・求人の平均給与は、上場企業では年収の職種の求人が多く、非上場企業は時給の職種の求人が多い

・求人の平均給与は、上場企業が280万円高い営業職のように差が大きい職種や、ほとんど差がない職種など、職種によって異なる

 

 

■調査結果の解説

日本の企業数に占める割合が極めて小さく、また、その待遇の格差についても話題になることが多い上場企業について、シニア専門求人サイト「シニアジョブ」への求人を非上場企業と比較することで、上場企業と非上場企業それぞれのシニア向け求人の特色を調査しました。

まず、求人の雇用形態は、上場企業では正社員が突出して多く、非上場企業ではパート・アルバイトが多いものの正社員との割合の差が小さい結果となりました。

上場企業では定年後、正社員の立場から契約社員や嘱託社員となるケースが多いイメージがありますが、シニア専門求人サイト「シニアジョブ」では50歳以上の求人が掲載されているため、50代の正社員を求める動きが多かったと思われることや、上場企業のパート・アルバイトの募集自体が少ないことなどが背景にあると思われます。

給与については、非上場企業の求人職種では時給が多いのに対し、上場企業では年収が多く、さらに営業職では上場企業の平均年収が280万円も高い結果でしたが、差が小さい、あるいは非上場企業がより給与が高い職種もあるなど、職種による差が大きいけっかとなりました。

基本的には上場企業の給与が高い傾向にあるものの、老後の待遇は企業規模よりも職種とその必要スキルに左右されやすいことの証左と思われます。

 

 

■調査結果データ

・上場企業求人の雇用形態は正社員が57%と突出するが、非上場企業ではパート・アルバイトが43.3%ともっとも多い

シニア向け求人の雇用形態ごとの割合を、上場企業、非上場企業、すべての求人それぞれで求めると、上場企業の求人では正社員が57%ともっとも多く、次いでパート・アルバイト、契約社員の順となりました。

非上場企業ではパートが43.3%ともっとも多いものの、次ぐ正社員も41.5%と差は小さいものでした。

加えて、契約社員の求人は上場企業では12.4%と非上場企業の8.3%よりも大きい割合を示した一方、上場企業では派遣社員は0.9%、業務委託は0.6%と、非上場企業の派遣社員4.1%、業務委託2.8%よりも大幅に低い割合となりました。

 

●上場企業、非上場企業、シニア向け求人すべての雇用形態別の割合比較

  • 正社員:上場企業57%、非上場企業41.5%、全求人38.4%
  • 契約社員:上場企業12.4%、非上場企業8.3%、全求人6.7%
  • パート・アルバイト:上場企業29.1%、非上場企業43.3%、全求人51%
  • 派遣社員:上場企業0.9%、非上場企業4.1%、全求人2.7%
  • 業務委託:上場企業0.6%、非上場企業2.8%、全求人1.2%

 

 

・求人の平均給与は、上場企業では年収の職種の求人が多く、非上場企業は時給の職種の求人が多い

上場企業の求人、非上場企業の求人、すべての求人のそれぞれについて、求人件数が多い上位10職種を抽出し、求人で提示された給与の平均額を調べると、上場企業と非上場企業では年収の平均か時給の平均かの違いが明確に表れました。

具体的には、上場企業では年収で平均給与が算出された職種が6職種ともっとも多かったのに対し、非上場企業では時給で平均給与が算出された職種が6職種と真逆の結果となりました。

 

●上場企業のシニア向け求人件数の多い職種TOP10

  • 1位:営業31.2%(平均年収700万円)
  • 2位:建築施工管理14.9%(平均年収450万円)
  • 3位:調理師・調理補助・料理長10.3%(平均給与表示されず)
  • 4位:接客・販売スタッフ6.8%(平均時給1150円)
  • 5位:マンション管理6.5%(平均時給1055円)
  • 6位:プロパティマネージャー5.2%(平均年収425万円)
  • 7位:建築設計4.8%(平均年収475万円)
  • 8位:設計監理3.7%(平均給与表示されず)
  • 9位:店長・店長候補3.2%(平均年収325万円)
  • 10位:栄養士・管理栄養士2.4%(平均年収300万円)

 

●非上場企業のシニア向け求人件数の多い職種TOP10

  • 1位:介護職・ヘルパー・看護助手11.9%(平均時給1270円)
  • 2位:調理師・調理補助・料理長9.3%(平均時給1185円)
  • 3位:保育士7.1%(平均時給1300円)
  • 4位:看護師・准看護師5.9%(平均時給1690円)
  • 5位:接客・販売スタッフ3.6%(平均時給1125円)
  • 6位:清掃員・清掃スタッフ3%(平均時給1150円)
  • 7位:交通誘導警備2.8%(平均日給1万円)
  • 8位:営業2.5%(平均年収420万円)
  • 9位:美容師・美容室2.3%(平均年収425万円)
  • 10位:建築施工管理2.2%(平均年収500万円)

 

●参考:すべてのシニア向け求人の件数の多い職種TOP10

  • 1位:介護職・ヘルパー・看護助手10.4%(平均時給1255円)
  • 2位:調理師・調理補助・料理長8.2%(平均時給1160円)
  • 3位:清掃員・清掃スタッフ5.6%(平均時給1176円)
  • 4位:交通誘導警備5.3%(平均日給1万円)
  • 5位:看護師・准看護師4.7%(平均時給1625円)
  • 6位:保育士4.1%(平均時給1300円)
  • 7位:接客・販売スタッフ3.6%(平均時給1147円)
  • 8位:営業2.5%(平均年収360万円)
  • 9位:一般事務・営業事務・受付2.1%(平均時給1214円)
  • 10位:セールスドライバー・配送・宅配2%(平均時給1220円)

 

 

・求人の平均給与は、上場企業が280万円高い営業職のように差が大きい職種や、ほとんど差がない職種など、職種によって異なる

上記のように、年収の求人が多い上場企業と、時給の求人が多い非上場企業では、上場企業が提示する給与額が高い印象であり、同じ個別の職種で見た場合でも、上場企業でもっとも求人件数が多い営業職の平均年収は700万円と、非上場企業の場合の420万円を280万円上回る数値となりました。

しかし、他の職種では、例えば、販売・接客スタッフの平均時給は上場企業が25円高いのみ、建築施工管理の平均年収は反対に非上場企業が50万円高い結果となるなど、職種による違いが大きい結果となりました。

 

 

■調査概要

シニア専門求人サイト掲載の上場企業・非上場企業の求人の比較調査

  • 調査日:  2026年9月17日
  • 調査機関: 自社調査
  • 調査対象: 2026年9月17日時点でシニア専門求人サイト「シニアジョブ」に掲載されていた上場企業の求人1072件と、非上場企業の求人31907件(※1)(※2)
  • 対象地域: 全国
  • 調査方法: 上記調査対象について傾向を比較調査、また、同調査日時点のすべてのシニア向け求人を参考として調査(※3)

 

(※1)調査対象は上場企業の求人と非上場企業の求人であるが、参考として、調査日2026年9月17日時点のすべての求人73006件も調査した。なお、これら調査対象の求人には、過去に求人を掲載していたものの掲載を取り下げた求人または登録を取り消した企業の求人を含まないが、募集を停止している求人は含む。

(※2)上場企業の求人と非上場企業の求人は、求人掲載企業が自社の求人の特徴として上場企業であるか非上場企業であるかを記載したものを、シニア専門求人サイト「シニアジョブ」の求人検索機能を用いて、結果に表示されたものを集計した。そのため、上場企業とも非上場企業とも記載していない求人も存在する。求人に上場企業とも非上場企業とも記載していない理由は、記載のメリットを感じなかったため、上場企業グループ内の非上場企業など記載の判断が難しいため、記載漏れなど、画一的でなく多様である。

(※3)求人数についてはシニア専門求人サイト「シニアジョブ」の求人検索機能を用いて、結果に表示された求人件数を集計した。求人で提示された給与の平均額については、シニア専門求人サイト「シニアジョブ」の平均給与表示機能によって算出された金額を用いた。なお、平均給与表示機能ではサンプルが少ない場合など、算出と表示が行われない場合がある。

 

 

■シニア専門求人サイト「シニアジョブ」について

50歳以上のシニアに特化した求人サイト事業として、2022年8月にオープンしました。求人の対象が主に50歳以上になることを了承した企業のみが求人を掲載しており、また、求人企業の平均年齢や、50代・60代・70代以上の勤務人数といったシニアの活躍情報がわかるなど、シニアが安心して応募や就職活動ができる機能が揃っています。求人企業は初期費用無料、成果報酬制で、採用決定までは求人を何件掲載しても無料で使用できます。

 

お仕事をお探しのシニアの方や、シニア人材採用をお考えの企業の採用担当者の方は、サイトからご登録・お問い合わせをお願いいたします。

 

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