わたしたちが住んでいる日本は、世界で一番高齢化が進んでいる国であり、今後も世界一の超少子高齢化社会である予想です。年金や医療などの社会保障料の増加による社会的な安定性や公平性の確保の課題、労働力不足により国内企業や日本経済への影響に伴う、持続的な経済成長の懸念など。多くの課題がある事は事実でしょう。
しかしながら、日本の高齢化社会が暗いニュースだけでしょうか。日本の少子高齢化は一長一短では解決できません。 そうであれば、今の現実を正しく受け止め、課題を解決し続け、世界に誇れる高齢化社会を、私達の手で作り上げる事が必要ではないでしょうか。
その一端として私達は、新しい労働市場の創造という観点から日本における社会課題の解決を行っています。
シニアの「働けない」をなくす
人生100年時代、少子高齢化、労働人口の減少、超高齢化社会の日本を救うのはシニア人材です。
2025年問題が目の前に迫る中、国や企業も本気でシニア人材の活用を可及的速やかに実行する時がやって来ました。
世の中や企業のこれまでの常識は、圧倒的にシニア人材 < 若手人材となります。
シニアジョブはこの固定観念を変えていきたい。
なぜなら、今のリアルなシニアは心も身体も若々しくパワフルで、様々な経験やスキル、粘り強さがあり、若手人材に勝る能力を沢山持ち得ていることを知っているからです。
シニアジョブは、シニア人材を日本の資源、日本の未来と考えています。 だからこそシニア人材をネガティブ=お荷物や二軍と捉えるのではなく、日本というTEAMを支えるレギュラーメンバーとしてポジティブな世界を創りたい。
シニアジョブの社会的価値の創造活動において、企業経営者様や人事担当者様には、その社会的意義と共に、シニア人材に対するポジティブな気づき=パーセプトチェンジを促していきます。 同時に、きっと自信を無くしているシニア人材に勇気や自信を齎していく。 雇用主にとっても、シニア人材にとっても WIN-WIN の関係性を構築し続け、 両者とシニアジョブのエンゲージを力強く推し進めたい。延いては、世の中のパーセプトチェンジにも繋げていきます。
全ての人が生き生きと働き続けられる日本は、世界に誇れる幸せな高齢化先進国になれる。 誰もが平等に歳をとり、誰もがシニア人材となるのだから。
人口の「半分」が50歳以上に。
日本の総人口は約1億2000万人であり、そのうち50代以上人口は約6000万人。つまり人口の半分は50歳以上となります。
また成人人口すなわち20歳以上人口は約1億人。
20歳以上の人口に限った場合には60%にあたり「大人の5人に3人は50代以上」。
今後40年後以降には人口の60%が50歳以上になる見込みとなります。
日本は世界一の超高齢化大国であり、今まで世界中で類を見ない速度で少子高齢化となリました。
今後は日本は、労働力の減少と経済の影響、社会保障制度の負担や医療の需要の増加など、超少子高齢化により様々な影響が見込まれます。 包括的な政策や、社会的な意識の変化、労働市場の変革が必要である事は間違いありません。
シニアが転職時に感じる年齢の壁
社会に貢献し、生涯現役で活躍したい考えているシニア世代が、年齢による就職の壁によって、就労が困難となっている人が多数存在する市場だという事は容易に想像出来ます。
人口の50%以上を占めるシニア世代は、日本にとって大切な資産であり、今後に日本の未来を左右する大切な労働力である事に間違いありません。
そういったシニア世代の就労がより自分にあった仕事を見つけ出せる労働市場を作る事は、日本にとって大きな課題であり、私達はその日本における大きな社会問題の解決に取り組んでいます。
いまなき「社会的価値」の創造
私達は、社会にいまなき「新しい価値」を生み出す事を目的としています。 日本は世界一の高齢化社会の国であり、また世界一の人材会社が多い国でもあります。 そんな国においてシニアの就職支援は全国でも2〜3社程度しかありません。
シニアの方々がより就職しやすい労働市場を作り、国内企業のシニア採用の裾の尾を広げ、少子高齢化社会に適した新たな労働市場を創造する。
そして超少子高齢化国家が、経済成長出来る世界初の事例を作れば、それは「今なき新しい価値」を創造できるのでは無いかと考えています。
そのため、私達は社会問題を解決する傍ら、誰かの幸せを叶え、これまでの日本にとって新しい「社会的価値」の創造に全社を投じて事業を推進し続けます。