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シニアの働き方に関するアンケート調査(1)

 

 50代、60代のシニア人材に特化した人材紹介、人材派遣を提供する(株)シニアジョブは、応募・問い合わせのあったシニア求職者に対するアンケート調査を行い、その結果、8割前後のシニアがフルタイムでの勤務を希望し、14%のシニアが求人サイトを活用する一方、求人誌や新聞求人広告を活用するシニアは1%に満たないなど、多くのシニアがITを活用している実態がわかりました。

 

○シニア求職者の約8割は、フルタイムでの勤務を希望

○14%のシニアが転職に求人サイトを利用

○求人誌、新聞求人広告を利用するシニアはそれぞれ1%以下

○2割弱が年齢に関係なく働きたい一方、4割弱(すべて60歳以下)は60歳まで働きたい

○5割のシニアは生活資金のために仕事をしている

 

 

【調査概要】

調査テーマ : シニア世代の働き方/就職・転職に関する意識・状況の調査

調査期間  : 2019年9月1日〜9月30日

調査方法  : 面談担当者による電話およびEメールでのヒアリング調査

調査対象  : 調査期間中にシニアジョブに対し、登録または求人応募を行った求職者

        ※シニアジョブでは主に50代以上の求職者を扱っているが、登録および応募には若い世代の求職者も一部含まれる。

対象者数  : 333人

 

 

【調査対象の属性】

■年齢

・45歳以下 10.5%  ・46〜50歳 15.3%  ・51〜55歳 24.9%  ・56〜60歳 26.1%  

・61〜65歳 14.1%  ・66〜70歳 7.2%  ・71歳以上 1.8%

 

■性別

・男性 60.7%  ・女性 39.3%

 

■勤務状況

・在職中 65.5%  ・離職中 22.8%  ・不明 11.7%

 

■業界

・医療 30.3%  ・会計 25.2%  ・建設 24.9%  ・自動車整備 15.9%  

・弁護士 0.3%  ・不明3.3%

 

 対象者の年齢層は、2019年春以降のシニアジョブへの応募傾向を受け、50代40代など、若干若い世代が多い傾向にあります。男女比は6:4、勤務状況も6割強が在職中となっています。業界はシニアジョブの主要な人材供給先がそのまま反映されているため、偏りが生じています。

 

 

【勤務時間の希望について】

■希望勤務日数

・週2日以下 1.2%  ・週3~4日 11.7%  ・週5日以上 80.2%  ・不明 6.9%

  (n=333)

 

■希望勤務時間

・1日4時間以下 3.6%  ・1日5〜7時間 6.3%  ・1日8時間 76.9%  ・不明 13.2%

   (n=333)

 

 シニア求職者が希望する勤務日数、勤務時間は、約8割がフルタイムでの勤務を希望する結果となっており、一部、時短勤務やパートタイムを希望する求職者もいるものの、大半が現役世代と変わらぬ勤務を希望していることがわかります。

 

 

【シニアの働き方について】

■何歳まで働きたいか

・56〜60歳 36.0%  ・61〜65歳 29.4%  ・66〜70歳 22.8%  ・71〜75歳 5.4%

・76歳以上 2.1%  ・年齢に関係なく元気な間ずっと 18.0%

・考えていない・決めていない 0.6%  ・未回答 18.0%

   (n=333)

 

■シニア世代としての働く目的

・経済面・生活のため 48.3%  ・生きがい・やりがい・仕事が好き・働きたい 9.9%

・健康のため・運動のため・認知症予防 6.3%  ・社会貢献・お客様のため・職業的使命感 4.5%

・社会とのつながり・交流 3.3%  ・資格や経験・知識を活かしたい 2.1%

・遊興費・遊ぶため・余裕のため 1.8%  ・暇なため・時間的余裕 1.8%

・スキルアップ・キャリアアップ・資格取得 1.5%  ・孫のため 1.2%  ・未回答 19.2%

   (n=333)

 

 何歳まで働きたいかという問いには、60歳以下と回答する層がもっとも多く、働くことを希望している一方で、本音では引退したい思いが見て取れます。また、70歳までは一定数が働きたいと回答しているものの、70歳を超えると回答が著しく減少することから、70歳がひとつの節目となっていると言えそうです。しかし、年齢に関係なく元気なうちは働きたいとする層も2割弱おり、死ぬまで働きたいとする回答もあるなど、生涯現役と考える層も多いことがわかります。

 働く目的は、半数近くが経済面を挙げており、やはり、それ以外の意欲ではなく、生活のためにやむを得ず働くことを選択している状況がうかがえます。反面、社会貢献や知識を活かしたいという回答も一定数あり、資格取得やキャリアップを見据えたプランを立てている方もいるなど、決して当座の収入だけが動機でないことがわかります。

 例:(Q)何歳まで働きたいですか?→(A)元気なうちは生涯現役(60代・男性・薬剤師)

 例:(Q)働く目的は何ですか?→(A)技術士資格取得のため(50代・男性・技術士補)

 

 

【シニアの転職について】

■転職時に利用したことのあるサービス(複数回答可)

・派遣・紹介サービス 19.5%  ・求人サイト 14.1%  ・ハローワーク 13.2%  ・縁故 1.5%

・求人誌 0.9%  ・新聞求人広告 0.9%  ・特になし 26.7%  ・未回答・不明 27.6%

   (n=333)

 

■転職で不安に思うこと

・人間関係・職場の雰囲気・環境 15.6%  ・年齢による選考の不利 11.7% 

・給与を含めた条件面 8.1%  ・入社できるか・入社までの期間や生活費 4.2%

・入社後の提示条件の変更 3.9%  ・スキルのミスマッチ・未経験業務 3.6%

・ブランク 2.7%  ・転職がばれる・個人情報の流出 1.8%

・転職サービスとの信頼・強引な紹介 1.5%  ・入社先のコンプライアンス 1.5%

仕事内容 1.5%  ・わからない・漠然とした不安 1.5%  ・生活や副業等との両立 1.2%

・会社の将来性 0.9% ・体力面 0.9%  ・教育体制・教育制度 0.6%  ・現職の退職 0.6%

・エリア・通勤 0.6%  ・特になし 17.1%  ・未回答 20.4%

   (n=333)

 

 転職時に活用したことのあるサービスでは、派遣・紹介サービスや求人サイト、ハローワークが、いずれも10%〜20%の間で拮抗しています。シニアでもWebサイトやエージェントなどをある程度活用している実態が見て取れます。その一方で、シニア層に効果的なイメージのある求人誌や新聞求人広告などの活用例はほとんどなく、既にこうした固定観念からは変化していることがわかります。ただし、活用したものが特にないとした層はもっとも多く、シニア層が転職自体をあまり行っていない可能性が考えられます。

 シニア層が転職で不安に感じることは、人間関係や職場の雰囲気がもっとも多く、次いでやはり年齢のせいで内定が得られない可能性を気にしています。こうした回答に混ざって、入社後に求人時点と条件を変えられることを恐れる声や、地域で周囲に転職が露見することを恐れる声、希望しない会社に、紹介会社が強引に決めてしまうといった声もあり、転職にあたってシニア層が様々な不都合に直面している実態が見て取れます。

 例:(Q)転職で不安に思うことは?→(A)企業と転職会社に勝手に話を進められるのが怖い(50代・男性・自動車整備士)

 例:(Q)転職で不安に思うことは?→(A)入社前と条件が変わる(70代・男性・施工管理技士)

 

 

【調査の結果から】

 今回の調査結果からは、シニア層の求職者が従来の固定観念とは異なり、プロフェッショナルとしてフルタイムで責任のある仕事を好む方も多くおり、求人情報も紙媒体ではなく、Webサイトなどを活用している実態が浮かび上がりました。また、生きがいや社会貢献などを理由に活躍を続けるシニアがいる一方、やむなく生活資金のために仕事をしており、真剣かつシビアに求人を見ている可能性があることもわかりました。

 シニアジョブではもともと、シニアをシニア扱いしない姿勢でお仕事紹介に臨み、ITデバイスにも理解がある前提で事業を推進してきましたが、それが裏付けられた結果となりました。今後もシニアジョブでは最新のテクノロジーを事業に導入し、シニアの就業支援に取り組んでまいります。

 

 

【会社概要】

株式会社 シニアジョブ

代表 : 代表取締役 中島 康恵

本社 : 東京都新宿区大久保1-14-15 三辰ビル 7F  TEL : 03-6908-9822

URL : https://corp.senior-job.co.jp/

事業内容 : シニアの人材ビジネス提供

 

 

本調査に関するお問い合わせ先

株式会社シニアジョブ 広報部 安彦(あびこ)

TEL:080-4107-5851  e-mail:m-abiko@senior-job.co.jp