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「高齢者マネジメントで気をつける3点」をまとめました

高齢者に仕事の成果を出してもらう為の、3つのマネジメント方法

 

年間120名以上の60歳以上転職支援を行い、高齢者を上手にマネジメントしている企業事例をまとめました。

 

 

事例1. 【年寄り扱いしない】

 

年寄り扱いをしない事は、上手に高齢者採用を行う企業で共通している事例です。

 

実際に当社でも、66歳の女性が働いていますが、業務量は違えど求めるレベルは20代社員と同じで、私自身も社員と同じ目線で話をします。

 

極端な事例ですが、他の社員同士があだ名で呼ぶのであれば、あだ名で呼び合い、LINEで連絡を取り合うのであれば、LINEで連絡を取り合います。

 

年齢を理由にマイナスな発言をする事で高齢者との溝をつくっており、年齢を理由にする時は、「66歳だから敬語を社員に教える」「66歳だから折衝に同行してもらう」など、年齢を理由にお互いがプラスな方向を向く必要があります。

 

高齢者の方にとって、年寄り扱いされる事は多くの場合、嬉しいことではありません。

「年寄りの特別扱い」をせず、他の社員との違いを最小限にする事が一番大事な方法だと考えます。

 

 

ケース2. 【苦手部分を徹底的に取り除く】

 

20代〜30代であれば、苦手分野を克服して自分の得意分野にする事は大いにありえます。

 

ですが、60歳を過ぎて新しい事を覚えるには、非効率な部分があるのが事実です。

 

これは年寄り扱いでは無く、得手不得手を理解して今までの経験を活かすことに、徹底的にフォーカスする必要があるという事です。

 

パソコンのスピードが遅いという不満が多くの採用者側からお聞きします。そういったパソコン業務を任せる仕事ではなく、パソコンを使わずに出来る仕事を考える必要があるという事です。

 

高齢者の方の得手不得手ははっきりしています。得意分野では、若い方よりはるかにスキルを持って結果を出せる可能性を秘めている事を理解する事が大切だと考えます。

 

 

ケース3. 【フェイストゥーフェイスで物事を伝える】

 

今現在、テクノロジーが発達しスマートフォン一つで連絡を取り合える環境です。

 

今の若い世代の方では、直接話すよりメールやLINEなどの文面で伝えた方がコミュニーケーションを取れ、理解度が高い方もいます。

 

しかし、高齢者は基本的に顔を合わせて話をする方が良いと思って間違いありません。

良くも悪くも人とのコミュニケーションは顔合わせであり、電話ではぶっきらぼうな方も顔を見て話すと、違った印象で、お互いが理解できる事があると思います。

 

スマートフォンが普及して20年弱。60歳以上の方にとって人生の半分以上は携帯電話を使わずコミュニケーションを取っていた事を忘れてはいけません。

若い方よりも特に意識して、些細なことでも直接顔を見て話す事が大切だと考えています。

 

以上60歳以上の転職支援実績を基に

高齢者採用のマネジメントで特に注意すべき3点の事例をまとめさせて頂きました。

 
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