株式会社アイラ 代表取締役 種市誠さん
横浜市を中心として関東圏の注文住宅、建売住宅を主に行う住宅施工施工会社。確かな技術で機能性はもちろん、デザインにもこだわった注文住宅を提供し、お客様に寄り添ったサービスで地域に愛され・根ざしたサービス展開を行う。
今まではどのように人材を募集されていたのでしょうか?
基本的にはハローワークからの求人募集のみでしたね。今、ちょっとした現場バブルが起きている中で、現場の人材を確保するのが本当に難しいんです。ハローワークには3か月の更新たびに、毎回更新しているような感じでしたね(笑)
ですが、中々機会がなくハローワーク以外は全く行っていませんでした、求人の文面などを変えたり様々工夫はしてみたんですが、人材が集まらなくて下請けの職人さんも使ったりしていましたが、やはり自社で監督さんを抱えておきたくて、シニアジョブさんにお願いしたのが発端です。
シニアの方に対して不安はありませんでしたか?
経験者の方は「新しく知識を吸収してくれるか?」という不安はありましたが、私自身が50代半ばというのもあり、さほど不安はありませんでした。 特に今の50〜60代の人材は、バブルも経験しているし、バブルがはじけた経験もしている。 いわばいい時代も、悪い時代も知っているんですね。 頑張ればお金になる事を分かっているし、最悪の事態も想像できている。 言われた事だけじゃなく、様々な可能性を考えてくれ仕事を行ってくれるから、逆に経験者のシニアの方を雇いたいと思っていました。 正に、若い人にはない「経験」を欲しかったのが正直なところです。 あと、注文が多いと、なんか若い子ってすぐやめちゃう印象があったんです笑 決して全員がそうとは限らないんですけどね。 だから今回はシニアの方で経験豊富な人が欲しかったんです。
実際に採用された感想はいかがでしょう?
まず第一に、考え方・価値観が同じ目線ってことが本当にありがたい事です。 若い人の常識と我々世代の常識は、どちらも間違っていないんだけど、少なからず差があると思っています。 決して今の若い世代を否定するつもりはないけど、 同じ感覚、価値観で物事が進むことが本当に楽で、やはりスピード感を感じますね。
どんな仕事を任せていますか?
原さんは住宅という、「モノ」がわかっているし、設計に関してもプロフェッショナル。 現場の経験も豊富だし設計図を見てすぐフィードバックをしてくれる。原さんと現場でワンストップの仕事ができています。 住宅について深い知識があり、会社に合わせて新しいことを取り入れてくれる。 経験だけじゃなくて、新しい物も取り入れた上で、一番最良の選択をしてくれる判断にも助かっています。特に原さんは、心身ともの若いですしね(笑)本当に社内の若い子とのコミュニケーションも全く問題ないですよ。でも当社としても、原さんの働きやすいように休日や勤務時間、残業等には気をかけています。
今後はどのような期待をされていますでしょうか?
正直なところ、今の状況で本当に満足してます笑 でも、会社として今後どんどん新しい事に取り組んでいきます。その分新しい事にチャレンジしつつ、これからは今までのノウハウを若いこに伝授して行って欲しいですね。 それが我々世代の責任でもあると思っていますからね。
プロフェッショナル1人で、変わる社内。
原さんが勤務して頂いてから、やはり上の年代も、若い世代も年齢層の幅がある事は、本当に大事だなって思いましたね。 大きい会社ってのは、上も下も揃っているが うちくらいの規模で20代も60代も揃っていて、バランスの取れている会社は中々見当たらないです。 原さんが入ってくれた事で、周りのみんなが他の事に集中できる環境が整いましたし、新しい事に挑戦できる会社の勢いが生まれましたね。 最近「なんか、いいな(社内が)」って素直に思いますよ。 正直今、本当に欠かせない存在です。