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観光関連のシニア内定者の職種が多様化、フロントや旅行代理業の企画まで【プレスリリース】

報道関係各位

2024年5月20日
株式会社 シニアジョブ

観光関連のシニア内定者の職種が多様化、フロントや旅行代理業の企画まで

シニア専門求人メディアの内定者傾向調査結果、調理のみから約1年で拡大

 

シニア転職支援の(株)シニアジョブ(本社:東京都新宿区/代表取締役 中島康恵)は、サービス提供するシニア専門求人メディア「シニアジョブ」によって観光業関連の内定を2024年3月・4月に獲得したシニア求職者の傾向調査結果について、内定に至った職種の数が1年間で大幅に拡大したことを発表しました。

2023年1〜3月の期間に観光業関連で内定を得た求職者は、ホテルのレストランの調理業務のみであったのに対し、2024年はフロントの他、旅行代理業の企画職、調理、清掃など、様々な職種での内定が得られていることがわかりました。

 

(シニア専門求人メディアの観光業関連内定者の職種が、2023年から2024年の1年間で多様化)

 

 

■シニアの観光関連業内定者の傾向調査結果概要

シニア専門求人メディア「シニアジョブ」(https://seniorjob.jp/)を介し、2024年3月・4月に観光関連業の求人の内定を得たシニア求職者は8名いました。その傾向は下記のとおりです。

  • 2023年1〜3月はホテルレストランの調理業務の内定者だけだったものが、フロント、旅行代理業の企画、同じく経理、ホテルレストランの調理、同じくフロア、ホテルの清掃など多様な職種の内定者が出ている
  • 内定者の平均年齢は57.9歳だが、最高齢は73歳の内定者が出ており、高い年齢でも観光業関連での就職、活躍がある
  • 内定者の平均求人応募件数は2.3件で、年齢が増すとともに応募件数も増える傾向にあり、1社の不採用で諦めずに挑戦し続けることが内定につながる
  • 内定者のあった求人企業は東日本に集中している

 

 

■シニアの観光関連業内定者の傾向調査結果データと考察

<内定職種割合>

  • ホテルフロント業務 25%
  • 旅行代理業の企画・営業業務 25%
  • 旅行代理業の経理業務 12.5%
  • ホテルレストランの調理業務 12.5%
  • ホテルレストランのフロア業務 12.5%
  • ホテルの清掃業務 12.5%

 

<内定先企業の業種割合>

  • ホテル・旅館業 50%
  • ・旅行代理業 37.5%
  • ・ホテル内レストラン(テナント店舗) 12.5%

 

<内定先就業エリア>

  • ・東日本 100%

 

<内定者年齢>

  • 平均 57.9歳
  • 最高 73歳

 

<内定者求人応募件数>

  • 平均 2.3件
  • 最高 4件

 

2023年1〜3月にシニア専門求人メディアの調理の求人について調査を行った際(※1)、調理以外の職種も含めて、ホテル・旅館等の観光関連業における求人の内定者は、ホテルレストランの調理の仕事の内定者のみでした。
こうした状況から約1年後の2024年3月・4月に内定者が発生した職種が、フロントや旅行代理業へも拡大したことは、シニア専門求人メディア「シニアジョブ」の認知が進んだだけでなく、調理の仕事以外でもシニアの活用・活躍が進んでいることによると考えます。
職種の多様化と同様に内定者が発生した業種も広がっています。なお、フロントの仕事の内定は、すべてが夜間のフロント業務であり、応募が集まりにくい人手不足の職種でシニアの需要が高いことが伺えます。

内定者の平均年齢は57.9歳と60歳を超えていないものの、73歳の内定者も出ており、元気でスキルを持ったシニアは70代でも活躍できることがわかります。
求人に応募した件数は、平均が2.3件と内定獲得までに複数回の挑戦が必要なことがわかります。
内定者の居住地および内定を得た勤務先は、北海道、東北、関東、北陸などに分布しているものの、いずれも東日本であり西日本での内定はありませんでした。シニアジョブでは、大阪万博の影響により観光業に従事する若い人材が西日本方面に集中した結果、東日本での人手不足が強まったためではないかと見ています。

 

(※1)プレスリリース:急増するシニア向け「調理の求人」内定者を調査、受かる人は複数応募の傾向
https://corp.senior-job.co.jp/news/2023/04/11/140000

 

 

■調査概要

シニア専門求人メディアにおける観光業関連の内定者の傾向調査

  • 調査期間: 2024年3月1日〜同4月30日
  • 調査機関: 自社調査
  • 調査対象: 上記調査期間にシニア専門求人メディア「シニアジョブ」の観光業関連の求人において内定を得た求職者8名(※2)(※3)(※4)
  • 対象地域: 全国
  • 調査方法: 上記調査期間にシニア専門求人メディア「シニアジョブ」の観光業関連の求人において内定を得た求職者および求人情報の傾向を調査

(※2)調査対象の求職者には、内定、内定承諾、入社日決定など、内定を得た以降の求職者が含まれ、入社に至った求職者のみに限定されない。
(※3)調査対象の求職者には、同期間内に登録したものの、何らかの事情で就職活動を停止し、記録の一部または全部が削除された求職者、登録が完了していない求職者、あるいは求人企業の登録データが削除されるなどして内定に至った記録を追えない求職者は含まれない。
(※4)調査対象の求職者の職種は、求人情報の仕事内容、および求人企業の事業概要から判断しており、実態として観光客の利用が多い可能性があっても、一般の飲食、販売、サービスの店舗やその他の事業の職種は含まれない。

 

 

■シニアジョブ 戦略人事本部長/シニア就業促進研究所 所長 関岡央真からのコメント

今回、私たちが運営するシニア専門求人メディア「シニアジョブ」において、観光業に関連する職種の内定者が、過去にはホテルレストランの調理の仕事が中心だったものが、2024年現在、様々な職種へと拡大している調査結果を報告しました。私たちはもう一つ、やはりシニア専門の人材紹介と人材派遣の「シニアジョブエージェント」というサービスを提供しており、こちらは私たちのリソースの関係上、対応職種が限られています。「シニアジョブエージェント」で対応可能な観光業の関連職種は、やはりこれまでのニーズの高かったホテルレストランの調理の仕事なのですが、これもまた今後対応職種を拡大する可能性があります。
今回の変化の背景を、シニア就業促進研究所では、コロナ禍によって若手人材の流出が顕著だった飲食・調理関連の職種から先行してシニア人材へのニーズが高まっていたものが、その後、訪日観光客や国内旅行客の増加が大幅に増大したことで、深刻な人材不足が観光業全体に波及しているためであると見ています。

 

■シニア専門求人メディア「シニアジョブ」について

50歳以上のシニアに特化した求人サイト事業として、2022年8月にオープンしました。求人の対象が主に50歳以上になることを了承した企業のみが求人を掲載しており、また、求人企業の平均年齢や、50代・60代・70代以上の勤務人数といったシニアの活躍情報がわかるなど、シニアが安心して応募や就職活動ができる機能が揃っています。
求人企業もキャンペーン期間中は初期費用無料、成果報酬制で、採用決定までは、求人を何件掲載しても無料で使用できます。

お仕事をお探しのシニアの方や、シニア人材採用をお考えの企業の採用担当者の方は、サイトからご登録・お問い合わせをお願いいたします。

 

【会社概要】
代表 : 代表取締役 中島 康恵
本社 : 東京都新宿区大久保2丁目5−22セキサクビル8F
URL : https://corp.senior-job.co.jp/
事業内容 : シニアの人材ビジネス提供

運営サイト:
シニアジョブ: https://seniorjob.jp/
シニアジョブエージェント: https://senior-job.co.jp/
シニアタイムズ: https://senior-job.co.jp/magazine/

 

本件に関するお問い合わせ先
株式会社シニアジョブ 広報部 安彦(あびこ)
TEL:080-4107-5851  e-mail:m-abiko@senior-job.co.jp

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