プレスリリース
シニア向けテレアポ求人傾向調査、未経験・無資格でも70代まで歓迎が多数【プレスリリース】
シニア向けテレアポ求人傾向調査、未経験・無資格でも70代まで歓迎が多数
「電話恐怖症シニアにはない」と就業シニア語る、シニア専門求人メディア・シニアジョブ
2023年11月28日
株式会社 シニアジョブ
シニア転職支援の(株)シニアジョブ(本社:東京都新宿区/代表取締役 中島康恵/以下、シニアジョブ)は、サービス提供するシニア専門求人メディア「シニアジョブ」における、シニア向けテレホンアポインター求人と、それに応募したシニア求職者に関する傾向調査結果を公開しました。
2022年8月から2023年11月までのデータを調査したもので、未経験歓迎・無資格OKの求人がそれぞれ9割以上、70代以上歓迎求人が8割と、経験資格がなくとも高い年齢まで働き続けられる傾向がわかりました。
■シニア向けテレホンアポインター求人傾向のデータ
求人メディア「シニアジョブ」(https://seniorjob.jp/)に2023年11月20日時点で掲載されているテレホンアポインター求人35件の傾向について、下記にデータをまとめました。特徴として、「経験歓迎」と「無資格OK」がいずれも97.1%と高いことや、「70代以上歓迎」が80%と多職種と比べて極めて高いことが挙げられます。
- ・正社員 2.9%
- ・パート・アルバイト 97.1%
- ・未経験歓迎 97.1%
- ・無資格OK 97.1%
- ・60代歓迎 100%
- ・70代以上歓迎 80%
- ・定年65歳以上 11.4%
- ・定年なし 77.1%
- ・再雇用が65歳以上 11.4%
- ・再雇用年齢制限なし 5.7%
- ・女性活躍中 100%
先に述べたように、「経験歓迎」と「無資格OK」の求人が多く、「60代歓迎」が100%、「70代以上歓迎」も80%と高いことや、「定年なし」が77.1%と高いことから、未経験・無資格の人でも70代など長く働き続けられる職種と言えます。また、「女性活躍中」が100%で、主婦で職務経験が少ない方にも可能性がある職種と言えます。
■テレホンアポインター求人に応募した求職者のデータ
求人メディア「シニアジョブ」において2022年8月15日から2023年11月20日までの期間、テレホンアポインターの求人に応募した72名の傾向について、下記にデータをまとめました。内定率は4.8%と高くないものの、複数名の内定者が出ています。
- ・内定率 4.8%(※1)
- ・1次選考突破率 14.5%(※2)
(※1)内定には「入社日確定」、「内定承諾」、「内定」の求職者ステータスが含まれる。
(※2)1次選考突破は、応募時点から選考が進んだ状態を指し、上記の内定の状態のほか、「書類選考」、「1次面接」などの求職者ステータスが含まれる。
テレホンアポインター求人への応募者総数に対する内定率と1次選考突破率のみを見ると、順に率と突破人数が減少しているように感じますが、「1次選考突破者における内定率」を求めると、33.3%と高くなっています。
シニアジョブでは代表取締役の講演等で頻繁に「シニアは書類選考が最大難関で、その後の面接はむしろ通過率が高い」ことを伝えており、それを裏付けるデータとなっています。
■調査概要
シニア専門求人メディアにおけるテレホンアポインター求人および同求人への応募と選考状況の調査
- ・調査期間: 2022年8月15日〜2023年11月20日(※3)
- ・調査機関: 自社調査
- ・調査対象: 上記調査期間にシニア専門求人メディア「シニアジョブ」でテレホンアポインターの求人に応募を行った求職者72名、および2023年11月20日時点で「シニアジョブ」に掲載されているテレホンアポインター求人35件(※4)(※5)(※6)
- ・対象地域: 全国
- ・調査方法: 上記調査対象に関する社内データを集計し、傾向を分析
(※3)2022年8月15日がサービス開始日、実質的に全期間に相当
(※4)調査対象の求人には、過去に求人を掲載していたものの掲載を取り下げた求人または登録を取り消した企業の求人を含まない。
(※5)調査対象の求職者には、同期間内に登録したものの、何らかの事情で就職活動を停止し、記録の一部または全部が削除された求職者、あるいは登録が完了していない求職者を含まない。
(※6)調査対象は、求人メディア「シニアジョブ」にテレホンアポインターのカテゴリーで掲載された求人、およびその求人に応募した求職者のみであり、業務の一部にテレホンアポイントや架電の業務を含む場合でも、コールセンター、営業など他のカテゴリーで掲載された求人、およびその応募者を含まない。
■実際にテレホンアポインターに就業決定した60代のシニアの声
(東京都・60代・女性)
60歳を過ぎると、59歳までよりも選考が非常に不利になります。59歳までの転職では職歴が強みになりましたが、60歳で職歴の強みがリセットされたように感じます。そのため、私はほとんどの転職サイトに登録しました。求人メディア「シニアジョブ」は、年齢が高い方のみ登録するサイトなので、そこが他のサイトと違う特徴に感じました。
若者の「電話恐怖症」という話を最近聞きましたが、シニア世代は電話しかない時代から仕事をしているため、電話の経験が豊富です。例え電話の相手が冷たい対応や怒ったような対応でも、豊富な経験によって対応できるシニアが多くいます。テレホンアポインターやコールセンターのような電話対応をシニアに任せる役割分担は理に適っていると思いますし、そうした分担を多くの会社でやるようになれば、シニア向けのテレホンアポインターの求人も増えると思います。
■シニアジョブ 戦略人事本部長/シニア就業促進研究所 所長 関岡央真からのコメント
私たちシニアジョブでも50代・60代のテレホンアポインターを採用し、活躍していただいています。私も実際にシニア求職者を面接し、採用しています。その中で、仕事へのスタンスやモチベーションの源泉が、シニアと若手とでは大きく異なることに気づき、改めて人事としてシニアの採用や活用の奥深さを実感しています。
今回のシニア専門求人メディア「シニアジョブ」のデータ調査結果では、未経験や無資格でも70代以上まで歓迎するテレホンアポインターの求人が多いことがわかりました。過去の経験が業務に活きる部分はあるものの、私が面接した中でも、これまでの経歴をどのように評価するかは難しく感じました。
今後、今回のようなデータに加えて、私が実践したシニア採用・活用のノウハウを発信することで、シニア活用を積極的に考える企業を増やしていきたいです。
■シニア専門求人メディア「シニアジョブ」について
50歳以上のシニアに特化した求人サイト事業として、2022年8月にオープンしました。求人の対象が主に50歳以上になることを了承した企業のみが求人を掲載しており、また、求人企業の平均年齢や、50代・60代・70代以上の勤務人数といったシニアの活躍情報がわかるなど、シニアが安心して応募や就職活動ができる機能が揃っています。
求人企業も初期費用無料、成果報酬制で、採用決定までは、求人を何件掲載しても無料で使用できます。
お仕事をお探しのシニアの方や、シニア人材採用をお考えの企業の採用担当者の方は、サイトからご登録・お問い合わせをお願いいたします。
・お仕事をお探しのシニアの方はこちら https://seniorjob.jp/
・企業の採用担当者の方はこちら https://seniorjob.jp/landing/client/lp-02/
【会社概要】
代表 : 代表取締役 中島 康恵
本社 : 東京都新宿区大久保2丁目5−22セキサクビル8F
URL : https://corp.senior-job.co.jp/
事業内容 : シニアの人材ビジネス提供
運営サイト:
シニアジョブ: https://seniorjob.jp/
シニアジョブエージェント: https://senior-job.co.jp/
シニアタイムズ: https://senior-job.co.jp/magazine/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社シニアジョブ 広報部 安彦(あびこ)
TEL:080-4107-5851 e-mail:m-abiko@senior-job.co.jp