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シニア薬剤師の就業決定率、求人メディアは人材紹介より23.6ポイント高い【プレスリリース】

シニア薬剤師の就業決定率、求人メディアは人材紹介より23.6ポイント高い

シニア転職支援のシニアジョブが自社サービス比較調査、人材紹介は70代就職事例も

 

 

2023年7月20日

株式会社 シニアジョブ

 

 

シニア転職支援の(株)シニアジョブ(本社:東京都新宿区/代表取締役 中島康恵/以下、シニアジョブ)は、サービス提供するシニア専門求人メディア「シニアジョブ」と、同じくシニア専門の人材紹介/人材派遣のサービス「シニアジョブエージェント」に登録し、薬剤師の求人に応募した求職者についての、2023年7月10日時点での傾向調査結果を発表しました。求人メディアは人材紹介/人材派遣に比べ23.6ポイントも就業決定率が高いなどの特徴がわかりました。一方で人材紹介/人材派遣では70代の薬剤師も就業決定しており、就業の難易度が高いケースに強いことがわかりました。

 

 

(シニア薬剤師の就業決定率は、求人メディアが人材紹介よりも23.6ポイント高かった)

 

 

 

■薬剤師求人に応募したシニア求職者に関する調査のトピックス

50歳以上のシニアに特化した求人メディア「シニアジョブ」(https://seniorjob.jp/)と、同じく50歳以上のシニアに特化した人材紹介/人材派遣サービス「シニアジョブエージェント」(https://senior-job.co.jp/)において、2022年1月1日から2023年7月10日の期間(求人メディア「シニアジョブ」では、2022年8月15日から2023年7月10日)に、薬剤師の求人への応募、または薬剤師としての就職のために登録を行った、シニア求職者34人について、その傾向と、求人メディアと人材紹介のサービス間での比較を行ったトピックスが下記となります。

 

  • ・求人メディアのシニア薬剤師就業決定率は、紹介/派遣よりも23.6ポイントと大幅に高い
  • ・シニア薬剤師の就業決定までの日数は、求人メディアが紹介/派遣よりも18.2日短い
  • ・シニア薬剤師が正社員として就業決定する割合は、求人メディアが紹介/派遣よりも高い
  • ・求人メディアを利用するシニア薬剤師の85.7%と多くが紹介/派遣も利用していた

 

求職者自身で応募から選考まですべての行程を行い、キャリアアドバイザー(シニアジョブでは人材コーディネーター)のサポートが限られる求人メディア(転職サイト)においては、人材紹介(有料職業紹介)サービスに比べて就業決定率が低下する場合があります。

しかし、シニアジョブが提供するシニア専門求人メディア「シニアジョブ」と、シニア専門人材紹介/人材派遣サービス「シニアジョブエージェント」との比較では、今回の薬剤師以外の職種においても、求人メディアでの就業決定率がより高い傾向にあり、登録や応募から就業決定までの期間や、正社員の雇用形態での就業決定の割合においても、求人メディアが優位である結果が出ています。

今回の薬剤師では、就業決定率は紹介/派遣より求人メディアが23.6ポイント高く、就業決定までの日数は紹介/派遣より求人メディアが18.2日短いのと同様に、先日同様の調査を行った弁護士においても、就業決定率は紹介/派遣より求人メディアが23.3ポイント高く、就業決定までの日数は紹介/派遣より求人メディアが24日短い結果が出ています。また、求人メディアを利用するシニア薬剤師の85.7%が過去に紹介/派遣サービスを利用していたことも弁護士でも同様の結果が出ています。(※1)

 

これらの調査結果要因の仮説としては、後述のように紹介/派遣サービスの薬剤師求人がコロナ禍によって一時期減少し、そのまま求職者が使用サービスを求人メディアに変更した可能性や、ミスマッチが起きやすい職種や就業の難易度が高い人材以外は、自分のペースで仕事探しができる求人サイトの利用に適していることなどが挙げられます。

一方で紹介/派遣サービスでは70代の薬剤師も就業決定しており、就職の難易度が高い場合には、求人サイトよりも紹介/派遣サービスの利用が適していると思われます。

 

(※1)参考プレスリリース: シニア専門求人メディアで求人応募した弁護士の就労決定率は100%

https://corp.senior-job.co.jp/news/2023/06/14/140000

 

 

■薬剤師求人に応募したシニア求職者の傾向調査を行った背景

2016年からサービス提供していたシニア専門人材紹介・人材派遣サービスの「シニアジョブエージェント」(2016年〜2022年4月までの名称は「シニアジョブ」、求人メディアのオープンに先立ち「シニアジョブエージェント」に名称変更)では、早期よりシニア向けの薬剤師求人を取り扱っていたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、薬剤師求人がほとんどない状態が続きました。一時期、新型コロナウイルス感染症以外での受診が減少し、調剤薬局、特に病院近くに立地する門前薬局と呼ばれる薬局の患者が減ったことが背景にあると思われます。

新型コロナウイルス感染症の収束とともにシニア向け薬剤師求人も復調し、そうした中で、2022年8月15日にシニア専門求人メディア「シニアジョブ」がオープンすると、紹介/派遣の「シニアジョブエージェント」のみならず、求人メディアでも薬剤師の求人掲載が相次ぎました。

2023年に入ると、求人メディア、紹介/派遣サービスのどちらでもシニア薬剤師の求人応募、登録が活発化し、コロナ禍前の活況に近づいていることから、今回、コロナ禍以降に誕生したシニア専門求人メディアと紹介/派遣サービスの比較調査を行い、2つのサービスの特徴を考察しました。

 

 

■薬剤師求人応募シニアの求人メディアと紹介/派遣の比較データ

<就業決定率>

  • ・求人メディア: 28.6%
  • ・紹介/派遣: 5%

 

<応募から就業決定までの期間>

  • ・求人メディア: 39.8日
  • ・紹介/派遣: 59日

 

<平均年齢>

  • ・求人メディア登録者全体: 65.3歳
  • ・求人メディア就業決定者: 64.3歳
  • ・紹介/派遣登録者全体: 60.75歳
  • ・紹介/派遣就業決定者: 72歳

 

<就業決定した雇用形態>

  • ・求人メディア: パート75%、正社員25%
  • ・紹介/派遣: 派遣社員100%

 

<求人メディアで紹介/派遣サービスも利用している割合>

  • ・求人メディア登録者全体: 85.7%
  • ・求人メディア就業決定者: 75%

 

 

■シニア専門求人メディアに掲載された薬剤師求人の傾向データ(参考データ)(※2023年7月10日現在)

  • ・総数: 52件

 

<雇用形態>

  • ・正社員: 57.7%
  • ・パート・アルバイト: 42.3%

 

<歓迎する年代>

  • ・60代歓迎: 86.5%
  • ・70代以上歓迎: 51.9%

 

<歓迎する経験・資格>

  • ・未経験歓迎: 82.7%
  • ・資格なし・無資格OK: 3.8%
  • ・未経験・資格なしOK: 1.9%
  • ・ブランクOK: 92.3%

 

<定年・雇用年齢上限等>

  • ・定年が65歳以上: 26.9%
  • ・定年なし: 13.5%
  • ・再雇用が65歳以上: 65.4%
  • ・再雇用年齢制限無し: 19.2%

 

<その他>

  • ・Web面接可能: 11.5%

 

 

■調査概要

シニア専門求人メディアおよびシニア専門人材紹介・人材派遣における薬剤師求人への応募および就業決定状況の調査

  • ・調査期間: 2022年1月1日〜2023年7月10日(※2)
  • ・調査機関: 自社調査
  • ・調査対象: 上記調査機関に、シニア専門求人メディア「シニアジョブ」で薬剤師求人に応募を行った、またはシニア専門人材紹介・人材派遣サービス「シニアジョブエージェント」に新規登録した薬剤師資格を有する求職者計34名(※3)(※4)(※5)
  • ・対象地域: 全国
  • ・調査方法: 上記調査対象に関する社内データを集計し、傾向を分析

(※2)シニア専門求人メディア「シニアジョブ」は2022年8月15日オープンのため、調査期間も2022年8月15日〜2023年7月10日

(※3)シニア専門求人メディアでの求人応募者14名、シニア専門人材紹介・人材派遣サービスの登録者20名

(※4)調査対象には、同期間内に登録したものの、何らかの事情で就職活動を停止し、記録の一部または全部が削除された求職者、あるいは登録が完了していない求職者を含まない

(※5)調査対象は、薬剤師の有資格者、または薬剤師の求人に応募した求職者のみであり、調剤事務など、薬局・ドラッグストア等が募集する他の職種求人の応募者を含まない

 

 

■シニアジョブ 代表取締役 中島康恵からのメッセージ

シニア向けの薬剤師の求人は、コロナ禍の影響で一時期激減しました。その時期にシニアの方に十分なお仕事紹介ができなかったことは心苦しいものでした。

一方で、2022年8月にシニア専門求人メディア「シニアジョブ」がオープンしたことで、こちらでも薬剤師の求人掲載や応募ができるようになりました。求人メディアでの薬剤師求人では一時期、病院勤務の求人が多数掲載されたことがありました。おそらく、コロナ禍による人員配置の混乱で離職者が出たのではと思っていました。

こうした一過性の特徴もありつつ、2023年も折り返し、求人メディアと人材紹介どちらもシニア薬剤師の就業決定事例も増えてきたため、今回、そのデータ傾向調査を行い、特徴を洗い出しました。シニアの薬剤師求人応募の最新の状況をご覧ください。

 

 

■シニア専門求人メディア「シニアジョブ」について

50歳以上のシニアに特化した求人サイト事業として、2022年8月にオープンしました。求人の対象が主に50歳以上になることを了承した企業のみが求人を掲載しており、また、求人企業の平均年齢や、50代・60代・70代以上の勤務人数といったシニアの活躍情報がわかるなど、シニアが安心して応募や就職活動ができる機能が揃っています。

求人企業も初期費用無料、成果報酬制で、採用決定までは、求人を何件掲載しても無料で使用できます。

 

お仕事をお探しのシニアの方や、シニア人材採用をお考えの企業の採用担当者の方は、サイトからご登録・お問い合わせをお願いいたします。

 

 

【会社概要】

代表 : 代表取締役 中島 康恵

本社 : 東京都新宿区大久保2丁目5−22セキサクビル8F

URL  : https://corp.senior-job.co.jp/

事業内容 : シニアの人材ビジネス提供  

 

運営サイト:

シニアジョブ: https://seniorjob.jp/

シニアジョブエージェント: https://senior-job.co.jp/

シニアタイムズ: https://senior-job.co.jp/magazine/

 

 

 

 

本件に関するお問い合わせ先

株式会社シニアジョブ 広報部 安彦(あびこ)

TEL:080-4107-5851  e-mail:m-abiko@senior-job.co.jp

 

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